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もともと大手プレハブメーカーの下請けとして、お客様の住まいを造りつづけ、お引渡になると、いつも疑問が残る「直接お客様の声も聞けずただ建てるだけの住まいとは何か」と考えていた頃、わが家の娘がひどい小児喘息になりアレルギーもひどく環境を整える必要があった。
毎週の様に救急車で運ばれ、夜中苦しむ娘を薬だけで頼るしかないのか、私自身も親としてとても苦しみました。 そんな事が重なり、住まい環境を変えていかなければと強く思いました。
まずは温度環境やアレルギーを起こすハウスダストやホルモアルデヒド等の除去から始めました。
床材をじゅうたんからフローリングに変え、中綿が出ないような布団にしたり温度環境では足元からの冷気を減らす為床暖房を入れました、しかし光熱費に驚きました。
大きな変化が見られないまま時間だけが過ぎました。 神様に頼むしかないと思うほど落ちた時もありましたね。今では笑い話ですよ。（笑）

朝日新聞の記事にOMソーラーの記事が掲載されていました。読めば読むほど引込まれていくシステムのすばらしさに直感で、これだ！迷いはありませんでした。女の直感ですかね（笑）
予想通りのすばらしさ、ちょうど建替え時期でもあったわが家をこのOMソーラーを導入し新築しました。 入居し、ふと気づいた時、発作の頻度が減っていると思いました。OMの温度に着目した時、今までの家は、冬場の明け方温度がガクンと急激に下がる時間帯に発作が出ていたのです。

こちらのグラフで判る様に、身体の負担を減少出来たことが発作の一番の原因でもありました。 築２０年建った今では、温度状況だけではなく、換気のすばらしさにも影響していたんだと思います。

大手プレハブメーカーの下請けを辞め、建物お引渡の関わり方が劇的に変わりました。 建てて終りの味気ない繋がりから、今では「気持ちいいよ！」そんな一言を言って頂ける建物にかかわりを持った事に喜びを感じております。 既製品は買ったときが１００％、しかし、自然素材は１００％から色見がしっとりと落ちつき味に変わります。 そして変わらぬ暖かさが幸せ感として迎えてくれる、そんな家作りが出来る事を誇らしく思います。

広い空間がほしい！家を建てる時には、皆さんそう思います。 設計の段階では、夢の方が膨らみ、毎日の光熱費や当たり前の生活をついつい見逃してしまいがちです。 広すぎて冷暖房が効き難い、光熱費が掛かるなど、いろんな面からシーンを考え子育てしやすく、毎日が満足するようなマイホームを一緒に造り続けています。